IT戦略
IT戦略の情報資源として下記の3要素があげられます。
- 経済価値を有する情報そのもの(データ資源)
- 経営体の神経組織としての情報基盤(コンピュータとネットワーク)
- 情報の人的活用技術(情報インテリジェンス)
IT戦略の必要性
IT戦略の必要性としては、下記変化があげられます。
経営戦力とIT戦略
経営戦力とIT戦略には下記計画立案が必要です。
- システム化基本方針
- 情報システムの目標とその優先順位
- 情報システム基盤の整備計画
- 情報システムの立案、推進、評価、組織計画
- 情報システムの開発、運用計画
- 開発システムの投資回収計画
IT戦略策定方法 経営環境の調査・分析
外部環境、内部環境を調査、分析することでIT戦略策定方法を立案します。
SWOT分析
マーケティング分析 5W2H
- WHO
- WHEN
- WHAT
- WHERE
- WHY
- HOW
- HOW MUCH
PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
ビジネスを4つ(花形・問題児・金のなる木・負け犬)に分類し、どこに経営資源を投入するかを判断します。
- 花形(star)
既に大きな儲け出してるが、今後も投資が必要
成長期待⇒維持
- 金のなる木(cash cow)
既に大きな儲けを出していて今後も投資は不要
成長分野・安定利益⇒収穫
- 問題児(question mark,problem child)
事業として魅力はあり資金投資を行えば将来儲かる可能性あり
競争激化⇒育成
- 負け犬(dogs)
儲け少なく、将来は撤退を考えざるを得ない
停滞・衰退⇒撤退
バリューポートフォリオ
IT戦略策定方法 現行業務の調査・分析
IT戦略策定方法 情報システムの調査・分析
IT戦略策定方法 情報技術動向の調査・分析
IT戦略策定方する際には利用できる情報技術動向の調査・分析を行います。
情報技術動向の例
- ネットワーク技術
- データベース技術
- セキュリティ技術
- Eビジネスに関する技術
- ソフトウェアパッケージ
- システムアーキテクチャに関する技術
- システム開発技術
- システム運用技術
- ハードウェア
- オフィスツール
IT戦略策定方法 基本戦略の策定
IT戦略策定方法 業務の新全体像と投資対象の選定
- 業務分析と中長期計画の策定
- 優先順位付けと実現性の検証
IT戦略策定方法 業務の新全体像と投資対象の選定
- 全体的業務モデルの作成
- 現行の情報システムと新全体像とのギャップの解決
- 投資対象の選定
- BRP(Business Process Re-engineering:業務面構築)実施の検討