ApacheをTomcatと連携させる

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ApacheをTomcatと連携させる


ApacheとTomcatは8009ポートを経由してAJP(Apache JServ Protocol)モジュールにて連携します。

ApacheをTomcatと連携させるモジュールを組込む


ApacheをTomcatと連携させる下記モジュールを組み込みます。
通常、Apacheのhttpd.confをの設定では、下記モジュールはコメントアウトされているのでコメントを外して有効にします。

LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so

プロキシーパスを設定


httpd.confファイルに下記プロキシーパスを設定します。

ProxyPass /examples/ ajp://localhost:8009/examples/

8080ポートを閉じる


Iptablesの設定内容を下記コマンドにて確認して8080ポートが無効になっていることを確認します。

iptables -L

Iptablesの設定内容は、「/etc/sysconfig/iptables」ファイルに記載されているので、8080ポートが有効な場合は、無効にする設定を追加します。設定後は、下記コマンドにてIptablesを再起動して設定を反映します。

/etc/rc.d/init.d/iptables restart

Tomcatの8080ポートを閉じる

Tomcat設定ファイル/opt/tomcat/apache-tomcat-8.5.27/conf/server.xmlの8080ポート設定をコメントアウトします。

<Connector port=”8080″ protocol=”HTTP/1.1″ connectionTimeout=”20000″ redirectPort=”8443″ />

Tomcatの再起動


下記コマンドにてTomcatを再起動してください。

/opt/tomcat/apache-tomcat-8.5.27/bin/shutdown.sh
/opt/tomcat/apache-tomcat-8.5.27/bin/startup.sh

※上記はTomcat Ver8.5.27をLinuxにインストールした場合のパスです。環境に応じてパスを変えて下さい。

Apacheの再起動


下記コマンドにてApacheを再起動してください。

/etc/rc.d/init.d/httpd start

※上記はApache Ver2.2.15をLinuxにインストールした場合のパスです。環境に応じてパスを変えて下さい。

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